SPECIAL INTERVIEW
THINK & RENOVATE

心地よさの在り方を感じる
都会の大人たちを魅了するビーチテイスト

今回は、『CITY STYLE』の生みの親である
カリフォルニア工務店の岩切剣一郎氏と、
山下真生氏にインタビュー。
日本にカリフォルニアのライフスタイルと空間デザインを
発信し続けてきた2人に、
『CITY STYLE』の魅力や
楽しみ方を語っていただきました。

RE住むRENOVATION ×
カリフォルニア工務店
コラボレーション第2弾
『CITY STYLE』デビュー!

カリフォルニア工務店とRE住むRENOVATIONとのコラボレーションによる
スペシャルなリノベーションプラン『BEACH STYLE』の発売から約3年。
「あこがれのクリエイターがつくるリノベーション空間を、
誰もが手軽に手に入れられる」と、数多くのメディアにも取り上げられ、
全国で高い人気を集めてきたこの商品の第2弾となる
『CITY STYLE』がついにリリースされることになった。

ベースにある「ビーチテイスト」を
生かして、
大人のための洗練された
空間をつくり出す。

左が2014年に発売され人気となっている『BEACH STYLE』。
そして右が今回発売となった『CITY STYLE』。
2つのデザインに共通するファクター、
あるいは異なる個性や魅力とはなんなのだろうか。

普段は都会でバリバリ仕事をこなしつつも、
週末はサーフィンや趣味を
楽しんでいるような大人たち。

岩切 プロジェクトの当初からさまざまなアイデアが出ましたが、やはり原点である「ビーチテイスト」のイメージからは大きく外れないものようにしよう。ということをデザインの軸に定めました。その中で、どんな新しいことができるのか? それが開発のスタート地点でしたね。先に発売してご好評いただいていた『BEACH STYLE』が「海」や「サーフカルチャー」に振り切った、カジュアルでラフなものだとすれば、今回の『CITY STYLE』は、同じ「ビーチテイスト」でも、もう少し都会的で、大人な雰囲気に寄せて、より幅広い年齢や嗜好の人たちが楽しめるリノベーション空間にしたい。そんな想いから、少し男性的でシックな「CITY」スタイルというテーマでプロジェクトを進めていくことになって。

山下 既存の『BEACH STYLE』はカリフォルニアのビーチハウスの雰囲気を重視して、白とブルー、ナチュラルな木の質感を基調としているのに対して、『CITY STYLE』では、モノトーンの世界をつくっていきました。リノベーションは限られた空間の中でのプランニングになるので、新築とは違う難しさを感じましたね。その難しさの中で、表現したいライフスタイルをかたちづくるコンテンツを、どこにどう置くのか。という点にはこだわりました。

岩切 『CITY STYLE』でイメージしたのは、普段は都会に暮らしながらバリバリ仕事をこなしつつも、週末は海でサーフィンなど、プライベートな時間を楽しんでいるような大人たち。もちろん、そういう人だけが相応しいということではなくて、そんなライフスタイルを取り入れていきたいと思っている人に楽しんでもらえたらと思ったんです。そこは堅苦しく考えず、「『BEACH STYLE』もいいんだけど、自分にはちょっとカジュアル過ぎるかなあ」と感じていた人に住んでもらえたらと思ったんです。

目指したのは
「モダンにならないモノトーン」。
ディティールから生み出す
空間演出とは。

『CITY STYLE』の魅力を語る上で外せないキーワードが「モノトーン」だ。
しかし、「モノトーン」といえば、高層マンションのようなラグジュアリーな雰囲気か、
シンプルモダンな方向へと流れてしまいがち。
しかし、 『CITY STYLE』の「モノトーン」には、
従来のモダンテイストとは明らかに異なる魅力がある。

『CITY STYLE』の
出発点として描かれた
ラフスケッチ。

山下 実際にデザインしていく上で大切にしたのは、このコラボレーションのアイデンティティである「ビーチテイスト」をしっかり残しつつ、都会的な雰囲気を出しいくこと。だから、『BEACH STYLE』では敢えてラフな仕上げをしていた建材や建具も、塗装からきめ細やかな処理を施すようにしました。モノトーンって、気をつけないとモダンな感じにまとまってしまって、コンセプトの軸となる「ビーチテイスト」が生きてこない。だから、『CITY STYLE』のモノトーンには、木のナチュラルな質感や、タイルなどのディテールによるヴィンテージ感を取り入れるために、素材やパーツをセレクトしていきました。「都会に住むサーファーなら、これだよね!」という空間ができたんじゃないかな。

岩切 あとは『RE住むRENOVATION』って、パッケージ化された中古住宅のリノベーション商品だから、カリフォルニアのテイストが好きな人たちが、ベースになるマンションや戸建住宅の中で、どんな暮らしができるのか。何を望んでその住まいを選んで、リノベーションして住もうとしているのかを考えましたね。

山下 そんな中で、最初に描かれたのがこのスケッチ。

山下 この時点で濃いめのカラートーンのヘリンボーン張りの床を使い、落ち着いた雰囲気を演出していくことや、黒いサッシで空間を引き締めようというアイデアが固まってきました。壁の板も『BEACH STYLE』では縦張りでカジュアルに仕上げていたのに対して、横張りでキレイめな雰囲気を演出しています。あとはタイルの目地を白に変えていたり……こうしたディティールの変化の積み重ねで、『BEACH STYLE』とは異なる、『CITY STYLE』ならではのテイストをつくり出しています。

岩切 使っている木の質感も、『BEACH STYLE』では敢えて節が目立つようなラフなものをチョイスしているのに対して、『CITY STYLE』ではきれいな木目のものを使っています。でも、開放感のある空間レイアウトなど『BEACH STYLE』をベースにしているので、住むことで感じられる心地よさは上手く引き継げているんじゃないかな。

山下 部屋での過ごし方のイメージで言うと、『BEACH STYLE』はビールが似合う感じ。『CITY STYLE』はワインが似合う感じ。そんなイメージを意識していましたね。

「ビーチテイスト」とは
「心地よさの在り方」。
好きだと感じたら、
自由に楽しんでほしい。

企画段階から「大人の空間」を目指してきたという2人。
実際にデザインする上では、どのような生活シーンや楽しみ方をイメージしたのだろうか。カリフォルニア工務店が考える「大人のためのビーチテイスト」の本質に迫ってみた。

年齢を重ねていっても、
長く、落ち着いて楽しめる
空間に仕上がっていると思います。

山下 今回の『CITY STYLE』では、ワークスペースでのシーンもいろいろイメージしましたね。リビングから緩やかに切り離された空間で、読書をしたり、仕事をしたりというのも、都会的な大人たちのライフスタイルのひとつだと考えています。

岩切 今までの住宅のテイストでは、モノトーン=無機質なイメージが強かったと思うんですが、ナチュラルな質感があるモノトーンという切り口はありそうでなかったんですよね。実際、カリフォルニアでも、ショップやレストランでは、『CITY STYLE』のような洗練されたイメージの空間もたくさんあって、そういったスタイルも取り入れていますね。もうひとつイメージしたのは、窓の外に見える景色の違いかな。『BEACH STYLE』はオーシャンビューや芝生の庭だし、『CITY STYLE』は都会の夜景。もちろん、本当にそうあるべきだとか、そういうことではないんですが、それぞれ、空間の外にある景色をイメージして、それに似合う場所をデザインしているんです。

山下 『CITY STYLE』のもうひとつの魅力は、飽きが来ないことなんじゃないかなと思っています。大人の目線でデザインしているからかな。好きだと感じられれば、年齢を重ねていっても、長く、落ち着いて楽しめる空間に仕上がっていると思います。

誰もが「ビーチテイスト」が持つ
「開放感や心地よさ」を感じることが
できるということなんです。

山下 『CITY STYLE』のもうひとつの魅力は、飽きが来ないことなんじゃないかなと思っています。大人の目線でデザインしているからかな。好きだと感じられれば、年齢を重ねていっても、長く、落ち着いて楽しめる空間に仕上がっていると思います。

岩切 『CITY STYLE』も『BEACH STYLE』も、根底には「ビーチテイスト」というテーマがありますが、それは、「海やサーフィンが好きな人に合う」という意味だけではなくて、誰もが「ビーチテイスト」が持つ「開放感や心地よさ」を感じることができるということなんです。だから、別にサーフィンをしていなくても、この空間が自分のライフスタイルに合うと感じてもらえたら、難しく考えずに取り入れてもらいたいですね。

PROFILE
岩切剣一郎

岩切剣一郎

カリフォルニア工務店 クリエイティブディレクター。
「施工の現場」から設計の世界に入り、その後独学で一級建築士に。デスクの上だけでなく、現場経験やサーフィン・バイク・ゴルフ・音楽など幅広い趣味を活かし、クライアントの要望にさらに多くの“引き出し”で提案した空間づくりを得意とする。今回の『CITY STYLE』では全体のコンセプトワークやディレクションを担当している。

山下真生

山下真生

実家の工務店で大工として経験を積んでいたとき、雑誌で目にしたカリフォルニア工務店の空間づくりに衝撃を受けてスタッフとなる。プランニング、デザイン、プロデュースやDIYコンテンツの発信など多岐にわたって活躍中。今回は空間のプランニングや、モデルハウスの家具のセレクトなどを担当した。

カリフォルニア工務店

アメリカ西海岸に息づくサーフィンやビーチテイスト、モーターカルチャーなどを
取り入れたスタイリッシュな空間を手がけるデザイン事務所。

http://www.cal-co.jp/

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